5月2日に、浜松オンコロジーセンター東北の角に、イチイの木、5本が植えられました。イチイは、タキソール、タキソテールなどの抗癌剤の原料です。イチイは日本では北海道や信州など、寒冷地で自生する常緑の針葉樹です。浜松の暑い夏を乗切ることができるか、少し心配ですが、お世話して下さったコニファーガーデンの内山さんによれば、植えられた5本は千葉県で育てられた木だそうで、暑い気候に順応しているとのこと、水をたっぷりやることが大切だそうです。もうひとつ、CPT-11(トポテシン、カンプト)の原料である喜樹も植えました。半年前に藤原さんから頂いたのですが、その後、育つどころか、だんだんと小さくなっています。抗癌剤治療の専門家として、イチイや喜樹をシンボルにしたいのですが、喜樹はだめかもしれない、残念!