つばめだより


つばめだより

営巣に励んでいたつばめ君夫妻が入居したのは巣完成直後でした。保健所、消防署、市役所などの査察は受けていないらしい(あたりまえだい!)。先日、乳癌学会で行った倉敷は、浜松より季節が先に行っているのでつばめも既に子育て期に入っていました。やはり、巣の下には多量のフン!これは生命現象としてしかたありません。浜松オンコロジーセンターのつばめの巣は、玄関にある円筒形の柱の上にあります。下にフンが落ちても簡単に掃除ができるようにうすいアクリル板を買ってきて、これを丸く切り抜き設置。切り抜くときに、久しぶりに「直径かける3.14」的計算をしました。つばめ君も、この作業を巣の中から不安そうに見つめていました。ひながぴよぴよと餌をねだるのももうすぐです。

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

“つばめだより” への 4 件のフィードバック

  1. つばめさんもいいけど、乳癌治療について毒舌を振るってほしいなぁ。~斬り。 残念。 をお願いします。

  2. 「~斬り。 残念。 をお願いします。」は、面白いけど”お願いします”はだめでしょう!このサイトの品位がなくなっていく。さて、”手弁当”は考えさせられますよね。臨床試験には莫大なお金と熱意と労力が絶対必要ですよね!臨床試験は患者さんと医療の進展には欠かせないものだけど、最近は内容がいまいち(全く意味が無い)なのに製薬会社を両天秤にかけて”莫大なお金”だけを要求するあきれた輩も….。どうなってんの?製薬会社も製薬会社だけど医者のモラルが…!もしかしたら問題?

  3. 初めまして。わたくしのブログちょっと覗いてすぐに閉じたんですね。診察室なんて怪しい紛らわしいタイトルつけてて申し訳ないです(笑)。医療には携わっていません。思い切りPC技術屋さんです。私も昨年手術たるものを初めて経験して、そして、それとは別に、周りに余りにも精神的に病む友人が多いもので自分なりに色々勉強したのです。結論は優秀な専門医を探し委ね、私に出来ることは見守る、受け入れるということしかないにいたりました。所詮、教育学部出身では医学部の先生方には敵うはずもありません。ツバメ…糞は確かに困惑すれどピイピイ口を開けて餌を求める姿はやはり見ていてにっこりしてしまいます。時々、雀に占領される巣もあるようですが。。。可愛い姿を捉えられたらまた、載せていただけたらと願います。

  4. 隊長に質問があるであります!1.臨床試験は日本独自のものが必要でありましょうか。international trialに混ぜてもらうのがよいのでありましょうか。日本独自で行いますと、時間がかかりすぎ、症例数が少ないという情けないtrialのみになってしまっております。もしくは欧米であまり使われていない経口FU剤を使ったものしか出せていないように思います。それとも、だれか独裁者のような人が現れて、ゴラァー、こちょこちょせんと、みんなまとまってひとつのtrialに参加せんかぃ!といわねばならんのでしょうか。2.くじ引きで治療法を決めるということに抵抗感を感じてしまうのは日本人の精神構造に起因すると思われます。いかにして、臨床試験に参加してもらうか。どのような啓蒙が必要でありましょうか。3.1に通じるものですが、日本人と欧米人は遺伝子的背景、酵素代謝、体格などが違います。欧米のevidenceをそのまま使ってもよろしいでしょうか。たとえばAIは主に脂肪内に存在する(もちろんそれ以外にも存在するとおもいますが、腫瘍組織を含め)おけるaromataseを阻害する薬剤であり、体脂肪量が明らかにことなる欧米人と日本人で同じ効果が期待できますでしょうか。愚問失礼いたします。つまんねえなと思われましたら、スルーしてください。

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