いろいろな見方


最近、私の転職に関心をしめして下さる方々から、いろいろなコメントを頂戴しています。「渡辺先生、東京での仕事はさぞかしおつらかったのでしょう。ふるさとにお戻りになって、これからはのんびりとお過ごし下さい」、とか、「国立がんセンターをおやめになってもったいないと言われることはありませんか?」とか、「東京にはいられない事情があったとは思いますが、すべてお忘れになってください」とか、「これからは公のお仕事はできませんよね~」とかとか。どれも、ちがうんだけどな~、と思いつつ、他人は、それぞれの情報で、それぞれに解釈して、それぞれに勝手に納得するもの、であり、いろいろな見方があるもんだ、と関心しています。
 
いちいち反論はしませんが、エビデンス侍としては、このような問題も、EBMと結びつけて考えてしまう習性があります。要するに、医療においても医師は、step 1(Assess the Patinet) それぞれ勝手な診かた(所見、検査結果)をして、step 2 (Aquire evidence) それぞれ勝手に、レベルのひくいエビデンスをあつめてきて、Step 3(Appraise the evidence) それぞれ勝手にその情報を解釈して、step 4(aply the evidence) それぞれ勝手に患者の治療にあてはめてしまう、という状況とよく似ているものだ、と、まあ、よくあるエビ固めにはまってしまうわけです。いっか~ん!
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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

“いろいろな見方” への 2 件のフィードバック

  1. 科学的な意味より、医学的な貢献に意味があると思います。ヨーロッパの日本より人口の少ない国でさえ臨床試験を行いpublishしているのだから、もっとできるでしょう日本は!別に独裁者は必要ではなく医者の教育が必要なんじゃない~。次に日本人の臨床試験への参加..ほんとに難しい問題です。わかりません。国民皆保険制度も問題だろうし、医療に対する考えが問題。鮫の軟骨に10万円使っているっていうじゃな~い。最後に欧米に住んでいる日本人日系人はどうなるのかなぁ?日本人だけでなく韓国人、中国人..アジア人はどうなるのでしょうか?国別のデータがいるのだろうか?日本人はやっぱり特別なのだろうか?まだ、太平洋戦争は終わっていないのだろうか?神の国ニホンなの?

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