添付文書の頓珍漢


薬剤添付文書、英語でいえば、パッケージ・インサート。薬剤の箱に入っている「公式文書」である。薬剤添付文書に記載のある副作用は、既知の副作用、なければ未知として、それを知った医師、製薬企業は厚生労働省に届け出ることになる。用法・用量についても、ここに記載されている方法以外は不適切な治療法となる。このたび、世界から10年遅れて、タキソールの週1回投与が追加になった。乳がんではよし、肺がん、卵巣がんでは、だめ、という、またまた石頭対応であるが。これで、乳がんでは、3週に1回、または、毎週1回、どちらでもよい、というよりは、だれも3週に1回は使わないだろう。しかし、添付文書に載っている210mg/m2 (3週1回)、100mg/m2(毎週)という投与量である、、こんな投与量、今ではだれも使わないだろうが! これまた、いかにも頓珍漢な行政対応である。あ~あ、いつまでたっても当局は、○○○だな。
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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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