2009年9月12日、13日に開催される日本乳癌学会中部地方会の準備が着々と進んでいる。中部地方会は北陸、東海、甲信と広い範囲にまたがるため、参加者の行き帰りの時間に配慮して土曜日の昼から日曜日の午後まで二日間にわたって開催される。今回は、「裾野を広げよう、中部乳癌診療」をテーマに、乳がん診療に従事する医療者の数を増やそう、深く勉強してもらおう、という企画だ。
ポスターディスカッションでは、応募演題の中から、討議にふさわしい演題を選び、口頭発表してもらう。演題募集締め切りは6月23日でござる。検診関連では、若手医師、診療放射線技師を対象に検診マンモグラフィの撮影の仕方からはじまり良い写真、いまいち写真をみきわめるノウハウを伝授する。病理診断では、ターゲットのみかた、診断のポイント、目合わせなど、病理診断医、外科医師、検査技師を対象に実践セミナーを開催する。また、看護領域では、比較的初心者から中級上級者まで、がん看護の基本から実践が学べる看護セミナーを開催する。その他、乳房再建、画像診断をテーマとしたいーぶにんぐセミナーとモーニングセミナー、タキサンとAIをどういう風に使ったらよいかを学ぶパネルディスカッション、乳癌楽器教育セミナー、外科手術、抗がん剤副作用対策、緩和医療に関する実践セミナーなど、中身の濃い企画を準備して多数の皆さんの参加をお待ちしています。詳しくは学会ホームページを御覧ください(→http://www.med-gakkai.com/jbcs-chubu/ )