新年から始めた事


昨年9月、施設内情報共有システムとしてsmall buisiness server, SharePointを導入した。年末になってようやくいろいろな不具合がどうにか解消され、自前のメールサーバー、hhttpサーバーなどが稼働しはじめた。これでNPO法人がん情報局の情報発信機能もさらに向上することだろう。さて昨年の反省「勉強がたりない! いっかーん」に基づき新年からジャーナル倶楽部とイチモク会を始めた。ジャーナル倶楽部は中身の濃い抄読会をめざす。今までありとあらゆる抄読会を経験してきた。一番印象深かったのは、米国留学中に参加した、EGFの発見者であるスタンレーコーエン博士(ヴァンダービルト大学、1987年ノーベル賞受賞)のラボで開催していたジャーナルクラブである。スタンレーコーエンが解説する論文の徹底的読みこなしで、論文ってのはこうやって読むんだ、目からうろこどころではない、深い読み方を学び、その後10年、EBMの学びにつながったのだ。形だけさらさらと読んだことにする抄読会もあれば、負担が大きすぎて長続きしないものもあった。そこで時間、進捗にとらわれず、徹底的な理解を目指した抄読会というのをやりたいとおもった。今回の論文に関連して読んだ「小さなちいさなクローディン発見物語(月田承一郎著、羊土社)」は感動のサイエンスドキュメンタリーである。今年の推薦図書一号です。それと「イチモク会」は、第一木曜日に行うマンモグラフィ読影会。この業界では誰もが一目置く吉田雅行先生をお迎えしてのマンモグラフィ徹底的勉強会だ。単なる影絵を解釈するような、そんじょそこらのありきたりの読影会とはわけが違うんでい。読影の専門家と治療の専門家のコラボなのだ、当然、画像をみて治療のリコメンデーションまで決めてしまうのだから多少の無理は承知のうえ、画像からERは陽性でしょう、ということまで言い切ってしまう。他施設からの参加もウェルカム、カムカム。社保検から参加した技師さんからのメールでは「楽しかった」とのこと。ほんとうは「勉強になった」という感想が望ましいのだが。というわけで2010年第1週も躍動の中で終了した。明日は釣竿、電動リールなどを買いにいりべといくべ。
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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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