ディベート、お題は「宴会」


賛成:勉強会などに付随した宴会は参加者相互の親睦を深め議論を熟成し深い学習効果が得られるので極めて意義があり是非行うよう強く推奨する
反対:勉強会は本来まじめに勉強だけをするもの。勉強のためには宴会はまった不要であり飲酒、夜更かし等の伴う宴会は不謹慎であるので行ってはならない
 
昨日と本日の二日間にわたり、大府市の愛知県民の森で開催された第6回中部乳がん会議でも宴会機能は十分に発揮されました。ディベートはエビデンスの乏しい領域で、決断に苦慮するような実際に近い4症例を題材に、賛成、反対の立場にわかれ、4グループ16名が2グループづつ、論戦を展開しました。加えて2名の講師、明石定子先生、柏葉匡寛先生と、主催者側、岩田広治先生、澤木正孝先生、遠山竜也先生、それにわれわれがん情報局スタッフは、土曜日夕方からの2先生のサンセットセミナー、夜からのお座敷でのディベート準備、主催者室での宴会と、深夜までの飲酒、夜更かしを経て、翌日のディベート本番4時間と、中身の濃い崇高な学習が達成されました。ディベータも熟成された個性を発揮し、目力(めぢから)を発揮する林裕倫先生、微笑みながら淡々と理論を展開する藤田崇史先生、笑顔で情に訴える角田伸行先生、そして今回ディベート大賞を獲得した、シュールな情景描写で聴衆に強いインパクトを与える吉野裕司先生らの4名のリーダーの下、みんなりっぱなディベートを繰り広げました。とくに驚いたことは、最新、最適なエビデンスを全員きちんと心得て、二日間にわたるディベートをやり遂げたことで、われわれの世代が20年かけて習得した勉強方法を彼らはなんと1-2年でものにしているではありませんか。また、宴会は不要ではないかというような話はどこにもなく、そういうことをみみっちく、つべこべと、ああだこうだと禁止したり、情報交換会とかいうわけのわからない呼称でカモフラージュしたりするような文化は捨てようではありませんか。それで浜松からの参加組7名は宮本オンコロバスでの往復でした。帰りは細江町の清水家で日本一のうな重を楽しんで充実の二日間を終えたのでした。今回から、この中部乳がん会議は、NPO法人がん情報局の主催となりましたが、まだまだ私ども力量不足でBMKKのみなさんのご協力をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。来年2011年は3月5日(土)6日(日)、場所は今年と同じ愛知県民の森で開催します。サンセットセミナーは、相良病院の相良安昭先生、北海道がんセンターの高橋将人先生にお願いする予定。なお、今回使用したスライドは、がん情報局WEB SITE(http://www.ganjoho.org/ )に掲載してあります、今年も自分なら、どうするか、という立場で考えてみて下さい。
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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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