怒れる熱中おじさん


8月の初めに厚労省の会議に出席した。30人ぐらい参加の会議、午後の西日がそろそろ強くなる時間帯、冷房はつけてあるが全くきいていない。うだるような暑さの中で扇子をパタパタ、汗(-_-;)を拭き拭き会議が進む。「ご意見ございませんか」という委員長の声にも皆沈黙。ややあって委員長が「暑くて頭が働きませんか、ご意見なければ承認ということで」みたいな感じで、第一度の熱中症のようになって灼熱の会議は終わった。最近の風潮は役人たたき。なので役所も冷房を強くすると「けしからん、われわれ庶民は不況の中、冷房費も節約して仕事をしているのに役人は涼しい部屋で気持ちよく仕事しやがって」とたたかれる。だからといって灼熱会議室では労務環境が悪すぎる。国の重要な問題が熱中症では決まらない。「お役人のみなさん、冷房は16度、送風は『つよ』に設定してあります。もし、よろしかったらビールなどいかがですか」ぐらいのおおらかさがあってもいいんじゃないのか。同様に最近はあちこち世知辛くてやりにくい。先週行った女満別空港でもレストランが満席なのに、ウエイトレスは2-3人、席に案内されるまでに10分も待たされ、注文を取りに来るまで10分かかり、頼んだバターコーンラーメン味噌味が出てくるまでまた10分で、あとで追加した生キャラメルソフトクリームは結局間に合わず、という事態が発生。これも、みんなが貧乏になってしまった小泉改革のせいだ!! 経費削減、人件費節減のあおりである。ウエイトレスがあちこちに立っていて、目があうとすぐに飛んできて水を継いでくれる時代は遠い昔の話だ。また、同窓会の名簿をつくろうと提案すると、個人情報保護法に抵触するからとか、紹介した患者の手術情報を聞こうとすれば、本人の了解を2か月後の外来で取ってから、とかいう、ばかものエスレイ病院がいたり、コンプライアンスだ、業界内規だ、といって、当たり前のこともやらないMRだの、とかくこの世は住みにくくなった。8月から急にというわけではないが、最近、この手のみみっちさ、貧しさ、世知辛さ、いやしさにうんざりぎみである。ここらで、つべこべ言うのをすべてやめて、いいねいいねそれいいね、と、行きたいものだ。
ところで、先日、いらいらりりいのMRのあんぽんたんが「厚労省のほうからの指導でジェムザールはパクリタキセルとの併用を基本的には勧めるようにということなので」って言うじゃない。ばかこけ、消防署のほうから来ました、っていう消火器販売みたいなこと言うんでない!! 厚労省何局何課の何野何兵衛が言ったのか言ってみろ!! おや、暑い毎日で多少、頭の中も熱くなっているみたいかな。
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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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