昔と同じ違和感


先週金曜日には、大阪大学の恒藤曉先生が浜松に講演に来られた。よい話半分、違和感を感じる話半分。よい話は、dignity therapyの紹介のところ。個人個人の人生において、何に最も価値をおくのか、人によって異なるのだが、それを医療者が尊重し、尊重していることを言葉、態度で表現すること、これが、死にゆく人のQOL向上に大きく寄与すると言う話。紹介してくれた2005年のJCOも読んでみた。6年前の論文、見落としていました。飽きれたはなしは、相変わらずのエビデンスなしの、薬剤さじ加減の話。15年前、阿部薫先生が、緩和の領域にはサイエンスがない、各自がかってなこと言っている、とおっしゃっていた。それが、今でもおんなじ、こんな状況では、保険はとおっていないけど、これこれが、効くような癇癪を得ています、語る演者に、一生懸命メモをとる聴衆、いまでも科学がない。聖隷の森田先生も同様のアプローチを感じるが、オンコロジーからのインプットが必要な領域である。また、緩和医療学会第三代理事長として、恒藤先生の手腕に期待するところ、いまのところは多少あり。

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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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