質問しない看護師たち


学会でも研究会でも看護師は沈黙だ。なんのために参加しているのか? 自分はいい発表はしているのだから、他演者の発表に対してひとつやふたつ、質問はあるだろう。会場にも師長とか主任などのいわゆる指導者クラスもいるはずだ。その人たちが黙っていては若い人は質問しにくいのだし、率先垂範ということをよく考えてほしい。昨日の看護のセッションでは、大阪大学の中山貴寛先生もすべての演題に看護師からの質問がなく、さぞかしやりにくかったと思うが、一つ一つの演題に、教育的、指導的な適切な質問をしていた。日本看護学会の会長さん、看護師に「学会にいったら、少なくとも一つは質問してくること」という目標を設定してください。受け身の沈黙ではチーム医療はできません。内弁慶では困ります。

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

“質問しない看護師たち” への 1 件のフィードバック

  1. 質問を一つもしなかった(できなかった)看護師です。
    中山先生には大変申し訳なく思います。
    こんな質問したら的外れだろうか・・・と思ってできませんでした。(えふりこいだんです)
    せっかくのディスカッションの機会を逃してしまいました。

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