昨日の土曜日は浜松オンコロジーフォーラムを開催しました。講演は三つ、余宮きのみ先生(埼玉がんセンター)による「緩和医療」、余宮先生がどんな考え方でがんの緩和医療のを実践しているか、ということがよくわかりました。今度は市民講座で緩和医療の話をしてください、とお願いするつもり、それぐらいよい話でした。早川昌子先生はリエゾンナース、患者のこころの悩みに正面からむかい、よくよく話を聞き、あっなるほどね、っと自分が納得するまでこころのひだをやさしく引き延ばし、悩みをずばっと、関西弁で解決するというノウハウを学びました。リエゾンナースをたくさん育ててほしい。しかも、早川さんのように明るくきれいでよくしゃべる人を。最後は、私の誇るべき一番弟子、勝俣範之先生。言わずと知れた日本の腫瘍内科の本流を行く博愛主義者です。日ごとの成長が感じられるすばらしい講演でしたね。こんなかんじで、すばらしい三人の演者による充実した勉強会でした。