前回、私たちはしゃんしゃん大会主催者側の舞台裏について学びました。えー、そうなんだぁ、という反響を何人かのしゃんしゃんフェチの方からいただきましたが、同時に、実はね・・・、と今度は、しゃんしゃん大会に参加する医師の行動パターンについて、こちらが、えー、そうなんだぁと関心するような事例を学ぶことができました。
しゃんしゃん大会は、あごあしまくら付き、と相場は決まっています。顎つまり食事がついて、足つまり交通費(通常はMR君がチケットをもって同行する)、枕つまり宿泊費がつきます。主催者である製薬企業は当然、あごあしまくらをつけてもしゃんしゃん大会に参加して自社製品の販売促進を図ることが目的です。しかし、参加者の中には、あごあしまくらだけをかっさらうような親の心、子知らずという事例も多々あるのです。
①しゃんしゃんの時は必ずAKB48劇場に行く例、②T社のしゃんしゃんの日にY社MRにYS vs. YG戦のチケットを用意させる例、③の1 しゃんしゃんには毎回参加するが開始後10分で夜の街に消えていく「Dr. Ten-minutes」として有名な例、あるいは、③の2 しゃんしゃん受付とホテルチェックインだけして失踪する「Dr. ワンセコンド」など。他の事例もあれば教えてください。昭和から平成に受け継がれたしゃんしゃん大会には長い歴史がありその活用方法もさまざまです。しゃんしゃん芸人としゃんしゃんたにまちが繰り広げる、これぞ、しゃんしゃん道、しかし、その終焉を迎える日は近いようです。