しゃんしゃん大会に参加した方々からいろいろなご意見、感想を頂きました。そもそも株主総会やご祝儀大会などあらかじめ決められたやらせシナリオを主催者を持ち上げる形で最後に、しゃんしゃんしゃんと手打ちをするところから来たこのネーミング。すごいですね、あんなに持ち上げちゃうんですね、というようなしゃんしゃんの実態を始めて認識した素直な感想や、それなりに知識の整理ができました、とくに後半の進め方は渡辺先生らしくてよかったですよ、というポジティブな評価、おまえは中外から講演料をたくさんもらっているくせに生意気なことをいうな、というとんちんかんな批判。これには強く反論したい。しゃんしゃんといえども参加者にとって役に立つ情報をもたらすために、事前の準備、当日の演出などに費やした時間と労力と能力、それに対する正当な報酬を得て何が悪い、世の中とはそういうものです。それにしても日本は基本はやらせ社会です。国会答弁でも厚労省の会議でも、はじめに結論ありき、あるいは落としどころが最初から決まっていて、そのためにすべて事前に根回しがなされ、あらかじめ敷かれた線路の上をただ、ただ、決められたように進むだけ、そのような抑圧された形を好む国民性がしゃんしゃん大会の根底にはあるのだろうと思います。それがすこしづつ瓦解してきている。乳癌学会改革もその瓦解途上の変化であると認識すべきでしょう。
内藤さん、コメントブログに載せることはできませんが、ご親戚の件、しかと承りました。最善を尽くします。