めまぐるしかった11月


11月はしゃんしゃん大会にはじまり栃木庭園交流会、放射線治療大絶賛大会、神戸がんプロ、札幌リンパ浮腫の会、武蔵小杉キャンサーボード、がん情報局活動報告会、立川分子標的、そして琉球乳腺倶楽部と、講演活動が目白押し。乳癌学会のすべてのミッションを完了したこともあり、新しい気持ちで新ネタを盛り込んだプレゼンテーションを用意し多忙で充実した月間でありました。神戸がんプロでは南博信先生の企画で「高機能がん診療所」を目指す若き腫瘍内科医に、ワーキングモデルとして話をしてほしいということで行ってきましたが、多くの元気の良い若者から多くの質問があり手応えを感じました。具体的に高機能がん診療所の開設を志している若者もおりうれしい限りです。札幌リンパ浮腫は、高橋将人先生が世話人をやることになったので是非講演頼みます、との依頼がありました。競合スケジュールもあったのですがかわいい後輩からの依頼でしたのでぎりぎり調整して、消えゆくリンパ浮腫というテーマで乳癌診療の時代的変遷を語ってきました。北大同期の亀田くん、藤野くんも来てくれて、おもしろかったよ、と言ってくれました。当日はジャニーズ「嵐」のコンサートがあった関係で、札幌には泊まれずまさにとんぼ返り、山下啓子さんには今回もあうことができませんでした。武蔵小杉は我が愛弟子の勝股範之先生が定期的に開催している勉強会で、正しいコミュニケーションをテーマに、お膝元である日本医大で丸山ワクチンをEBM⇒SPIKESの流れで、適切に吟味して参りました。がん情報局活動報告会では、乳癌学会改革の経験を今後のがん情報局の活動にどのように活かしていくか、という視点で講演、その前に宮本君が活動内容、収支決算について、包括的に話をしてくれましたので、今年こそは、多くの寄付が集まるものと期待しております。皆さん、ご協力の程、御願いします。そして、立川、これは杏林大学の井本先生の依頼でしたが、あの地域、ムルアカ林、スキンヘッド鈴木、アウトサイダー佐藤など、昔からよく知っている面々がおり、楽しい討議ができました。井本先生との友情ももう二十年越しになるね。新たに有力なメンバーが加わるそうで、益々、レベルアップする青梅街道ネットワーク、楽しみです。そして、30日は沖縄、今年で14年目の連続講演記録ですが、年々、沖縄の乳がん診療レベルが上がっていることを実感します。今年は転移性乳がん治療の原理原則を考えるということで、松沼先生との2枚講演。ルミナルB-HER2陽性をテーマに、基本的な考え方を論じてきました。そして、地域毎のゆるい臨床試験(トライアル)として、「ゆるトラ」の必要性を提案してきました。宮良先生も「かつて、沖縄地区でトライアルを計画して、田○某などに指導を依頼したところ、いろいろと枝葉末節を言われて、とても厳しいトライアル、つまりきびトラになってしまって結局うまくいかなかった、たしかにゆるトラは大切だと思う」と言っていました。ゆるい、ということは、いいかげん、ということではなくプラグマティックということ、アトラス試験がゆるトラの代表です。当日はちょうど前の日に明石定子先生が沖縄で「女性医師の展望」の講演をしたので、当日も会場、宴会に明石先生も来てくれました。それから、翌日の那覇マラソンに参加するので、岡南先生も来てくれました。翌日に備えてアルコールは遠慮します、と言っていたのに、宮良先生に、那覇マラソンは来年もあるけど、このメンバーで飲む会は、二度とないからよく考えるようにと言われて、最後までつきあってくれてありがとう! マラソン完走したのかね? 浜松にも来てね、ということで、11月はあまりブログ更新できませんでしたが、そういうわけで宜しく。12月はまたサンアントニオとかあり、忙しい師走ですがダイジョービー。楽しいお正月をめざして、ガンバロー! おー!!

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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

“めまぐるしかった11月” への 4 件のフィードバック

  1. 私は、杏林で、井本先生チームに治療していただき、担当医は 伊美先生。
    術後2年の検査も無事に済み、次は1月に定期検査です。 浸潤性乳管癌ベーサルライクで、悪性度が3 だったため、腫瘍は2cm未満、リンパへの転移も有りませんでしたが、しっかり治療を。と、みぎ全摘、腋窩リンパ節郭清の後、抗がん剤 AC4週 アブラキサン4週の治療を受け、経過観察。現在まで再発,転移の兆候ありません。51歳,パート主婦です。 経過観察になってから、ネットで色んな方のブログを読み、本も、ついタイトルが 癌について目を引くものだと買ってしまい、当然 井本先生の本も読み、結局は、自分の先生を信じて疑問は担当医に聞けば良いのだ。と わかっていながら、
    巷に溢れる、 ブドウ糖を断てば癌細胞は死ぬ!とか、患者よがんと闘うな!とか、動物性の脂肪は全て断て!とかを目にすると、心が揺れてしまいます。
    抗がん剤治療が、私にとっては 手術よりも お産よりもキツかったのと、今も、髪がとても細く少なく抜毛がひどいし、手足や横隔膜あたりの痺れは残り、歩行や手先を使う家事全般、以前のようにはできません。この程度の事、と思うことがうまく出来ない事に苛立ち、見た目には家族にもわからない家事をした後の右腕から右胸までの痛みや疲労感に、治療を後悔したことも有りました。が、こちらのブログを読むようになって、やはり、自分の選んだ病院も、治療選択も、間違ってない! と思えるようになり、数ある乳がんブログも、今はこちらしか 呼んでません。こちらのブログは不安を煽られることなく、標準治療を選んだ 担当医と自分を、信じさせてくれるからです。
    今回の文面で、先生が 我らが杏林の井本先生とも20年来のご親交が有る事をしり、選んだオンコロジストも 間違ってなかった‼︎ ^_^ と嬉しくなりましたので、それを お伝えしたくて コメント書かせて頂きました。 経過観察は、10年と言われてますので、まだまだ長いお付き合いになるかとおもいますが、井本先生チーム同様、こちらのブログも信じて 読み続けますので、お世話になりますが、どうぞ宜しくお願いします。8年後、完治と言われた時には、必ずまた報告しますので、先生も、楽しみにしていて下さいね。
    以上、長文失礼しました。

      1. お忙しい毎日のご様子、
        お返事が頂けるとは 思いませんでした。
        見ず知らずの患者に、
        お時間を使ってくださり、
        ありがとうございました!^_^
        我が家は、母子家庭でしたが、
        子供達は全員 社会人になり、
        シャカリキに働く必要はなくなり、楽になり、誇らしく思うと同時に、寂しい時間もふえました。世の中の母は、古来からそうですよね。 そこで、夫がいない利点を生かし、最近は、イケメン俳優さんのドラマにはまったり、若い頃から好きだったロックスターのイベントへ行ってみたり、先生のおっしゃるように、楽しみを見つけて、ファン友達と病気を忘れて はしゃいでいます!
        働けることに感謝して、行きたいところへ行ける事に感謝して、何の役に立てなくなっても、母と呼ばれることも感謝して、元気に暮らします!
        ありがとうございました!

  2. お疲れ様でした!おかなみです。
    ご講演も宴会もとても有意義でした!!
    で、那覇マラソン…来年、倍返しだ~っ、です( ̄∇ ̄*)ゞ

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