戦後70年、きちんと法整備をしていなかったのだし、この国際化時代に諸外国と連携した安全保証を実現するには、日本だけ秘密を守るというお約束がなければ歩調をあわせることができないのだから法整備は必要だと思います。知る権利、知る権利と、権利ばかりを主張する風潮にあるけど、物事をよく考える義務、国民として果たすべき義務というのもあるわけで、そのあたり良く認識しなくてはいけないと思います。昨日の「八重の桜」で山本覚馬が同志社卒業生に「主は国々の間をさばき、多くの国々の民に判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いを学ばない」と話す場面がありました。これは、聖書のイザヤ書、ミカ書などに出てきます。ふかく、ふかく考えなければいけない問題です。個人情報保護だから患者の手術日はカンファレンス資料に書いてはいけない、とか、形式ばかりの空回りがやけに目につきます。