プレゼン技法の劣化を感じた


最近のミーティングで久しぶりにあるひとのプレゼンテーションを聞きましたところ、それがあまりにお粗末なものであって失望と言うかあぜんと言うか、そんなもんかっていうか。昔はもうちょっとまともなプレゼンだったと思うけど施設を移って劣化したようです。以下の諸点を改めればといういう建設的内容に展開。

(1) レーザーポインターをぐるぐるぐるぐるまわす: これをやる人は多いが、これは厳禁だ。目が回る!! とかつては大御所先生たちに一斉に叱責された。ポインターは、ピタッ!!と留めおき、せいぜい、示したい行をゆっくりとなぞるぐらいが望ましい

(2) えーーー、あーーーーー、まあーこのー、といった、不要な間投詞が多い: えーーーが長過ぎて、最後は息が続かなくなって「つぶつぶ音」なるぐらいで、これは聞きにくい。

(3) スライドのフォントがめちゃくちゃ: 半角で表すべき数字が全角だったり、明朝系、ゴシック系が同じスライドに混在していた。その人の上司のスライドも同じような感じだ。

(4) 色使いが不気味:若草色、ピンク、黒などが混在し、実に気味が悪い。センスの問題だろうか?

プレゼンについて私は恩師阿部薫先生らにめちゃ厳しく叩き込まれたのですが、最近はあまりうるさく言う人はいないのでしょうか? 厳しく指導するとやめちゃう人もいるっていうしね。

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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