非正規雇用を減らし正規雇用を増やせ、と共産党などは言っていますが、そもそも非正規でしか雇用されない人はそれなりに訳があるのではないか。つまり、小学校、中学校、高校、大学と、きちんと勉強せず、世間のために役立とうという気概もなく、要するに自己研鑚を怠ったために正規に採用されるに足りる付加価値、能力が備わっていないのだから、それは、それに見合っただけのポジションしか得られないということではないだろうか。だから、若者たちに遊んでばかりいないで勉強しなさい、という教育の徹底を図るのが本来、まず取り組むことではないだろうか。
女性の登用、雇用促進、機会均等と厚生労働省は言っていますが、それは、それなりの能力が備わっているのならば、登用してもいいけれども、能力に劣る人を女性だからと言って、過剰に優遇したり、登用するのはどうかと思います。そのような感じで登用された女性で、立派にやっている人もいるかも知れませんが、どうもね、これはね、ということもある。仮に男性がそのポジションについていたとしても、能力がなければだめなんだろうけど、あまりにも女性を女性を、というのも、ちょっと引っかかります。だから、女性も男性もなく、能力面での公平評価をし、女性は女性としての良い面があり、男性は男性としての優れた面があるのだから、やたらに均等というのはどうかと思います。
渡辺亨先生
いつも興味深く拝読しています。今回の非正規雇用の件で、コメントをさせて下さい。仕事柄、派遣MRや事務系の派遣の方と接触をすることが多々ありました。非正規雇用の方達は、先生のご指摘のような努力不足の場合もあるかと思いますが、私がお目にかかった方々には、それぞれ個々にご事情がありました。出産退職後離婚されたため小さなお子さんがいて新規に正社員雇用されることが難しかった方(関西在住でなので東京での1ヶ月の導入研修に出席できないという理由で雇用されませんでした、このデジタルの時代に!)、要介護の高齢の親がいて、地元から離れることができず「基本全国転勤可の正規雇用MR」をチャンスがあっても選択できない方、50歳代後半で会社都合でリストラされ正規雇用の機会すら提供されない方等々です。これらの方々は、ご事情がある分、逆に下手な正社員より、より熱心に真面目に働いて高い実績をだしておられます。若いのにサボっている非正規雇用の方がいるとしたらそれは総論として正しいと思います。各論にもご配慮を頂ければ幸いです。
品川美津子
自らの正当な理由で希望して非正規採用(パートタイム)されている人は、今回の議論の対象ではありません。今回の議論は、若いのにサボっているやつはけしからん、ということで、そうではない方は、心静かに自らのお立場を尊重してくだされば結構ですよ。各論は各論というだけあって個別対応でよろしいかと思います。
渡辺先生
はい、よく読めばそうですね。失礼致しました。今後もブログを楽しみにしております。