土曜日に開催しました浜松オンコロジーフォーラムに70名近い方々にご参加いただきました。ドクトル カピバラ ホズミンも外科学会の帰りに途中下車の旅で寄って下さいましたし、森勝昭先生も浜松での診療支援の後の時間を利用してご参加下さいました。演者としてお招きした何森亜由美先生、戸崎光宏先生のお話は、いずれも、現状に風穴をあける「改革(Revolution)」指向のすばらしい内容でした。わたしも、St.Gallen2015について話ました。これで、St.Gallen2015で話すのはこれで5回目ですが、私の講演の売りは、「同じ内容で2度と話さないということ」、今回は、Ki67などの精度の低い検査は廃止して、Multi-parameter Molecular Marker Assaysにシフトしなくてはだめだ、というところにポイントを置きお話しました。奇しくも、何森先生も、戸崎先生も単なる「Evolution(改善、精度管理)」ではなく「Revolution(改革)」を目指したお話の内容で、わたしの話のポイントも、まさに「EvolutionからRevolutionへ」に置きましたので、今回の浜松オンコロジーフォーラムは、本物の心得がテーマとなり、背骨がピンと一本通った構成となったと思います。しかし、会も16回ともなると、利他の精神を忘れ、利己に走り、準備や当日の運営にも油断、マンネリ、集中力の欠落、甘え、自己中心主義からくるほころびが出てしまい、演者の方々、ご参加いただいた皆さんには大変ご迷惑をお掛けしてしまい、この場を借りて反省の意と改善の決意をお伝えしたいと思います。次回は、10月24日(土曜日)開催を予定しております。遠方からのご参加もお待ちしております。