よく企業体質とか、企業風土とかいいますが、企業の体質としてとてもゆるいっていうのがありますね。氷山の一角かもしれませんが、一つはKM社。マンモグラフィを導入したのが8年前、当時の営業担当者「K氏」がいろいろと連絡してもほとんど訪問してこず、依頼したオプション部品を何ヶ月経っても持ってこず、いったいどうなっているのか?と問い合わせたところ、あっ、来ていました、と、上司が持ってきて、結局、K氏は、登校拒否になったような、よくわからない状況で担当が交代した。最近でも対応は悪く、ビューワーのシステムアップをしたところ、今までのデータのバックアップに時間がかかるということで、夜間も昼間もずーっとずーっと、電源を落とさず、データ移行をしているのだが、移行が終わらないと次の作業に入れず、3ヶ月経っても、まだです、まだです、と技術部門担当者が言うので、おとなしく待っていた。連休が明けて、例のプロレスラー乳がん報道で、どっと受診者が増えて、大変な時にビューワーがフリーズの連続で、いよいよ、堪忍袋の尾が切れて、いったいいつになったら終わるのですか? 営業担当に訴えたところ、来週に作業できますと。そのような予定ならば、予めの見通しを連絡するなり、作業計画をしめすなり、どうもKニカMノルタの企業体質が緩いようだ。同じような緩さは、アウトランダーの三菱自動車にも言えることで、さんざん、連絡しても・・・ということが何度もあり、こういう体質だから、繰り返しのリコールにいたったのだろうかなーと、何となく納得できる。VW(フォルクスワーゲン)の問題は、また、別のあくどさ、狡猾さがあり、不誠実、しかも、地球を欺くような悪行なわけだから、緩さと言うよりは、二度と立ち直れない状況と言えるだろう。昔、オレンジ色のフォルクスワーゲンビートルに乗っていた私にとってはVWの問題はとても他人事とは思えない残念な事件であるが、あの会社は消滅するかも。