毎年晩秋に伺う沖縄講演も今年で16回目、宮良先生が「琉球乳腺倶楽部」という勉強会を立ち上げて毎月の講演会を企画しているとのこと。私は11月のおわりとか、以前は2月の始めとか、そのあたりの(よい季節の)担当です。毎年、一人、若手医師や、ナースや薬剤師を同行しての参加していますが、今年は同行できるようなエネルギーのある該当者がおらず一人での参加。沖縄の乳がん診療も一般診療のレベルが少しづつ上がってきて、EBMを習得し、臨床研究や臨床試験にも目が向くようになり、海外学会にも皆さん、参加するようになりました。しかし、ランダム化比較試験は非倫理的じゃないか、みたいな質問も昨年だったか、あったので今年はあらためて「clinical equipoise(臨床的平衡)」が比較試験実施の土壌となる、という話なども提示。古いけれども新しい話、ペグフィルグラスチムを使った攻撃型初期治療などを交えて仕上げた講演になりました。翌朝、那覇から羽田経由で青森へ。いわき荘温泉で吉○茂○先生を領袖とする「がんセンター社会派研修会」という内輪の討論会を終え、今日は、認定看護師成田丸の企画する「ピアサポーターのためのSPIKES」の話とグループワークをサポート。いわき荘朝6時、朝のジョッギングに行来たくても外は真っ暗なので日の出をまっております。昨日は暖かい那覇で6km走ったけど、西にある那覇は北にある青森よりも日の出は早かった。今週も充実した1週間が始まりました!!