プロフェッショナル・締め切りの流儀


乳癌学会の抄録締め切りが1週間延長されました。これは「因習」みたいなものでそうするのが会長としての正統派的慣行であります。既に投稿した人も沢山いるだろうし、延長が発表になってから書き始める人もいるでしょう。締め切り延長の利用の仕方は様々、それぞれ、いろいろですが、私は最初の締め切りに間に合うようにまず頑張って目鼻口耳をつけます。前の日の夜ぐらいの話です。内容的にはほぼ満足出来るレベルに仕上がっているわけですが、締め切りが延長されるだろうな、と思いつつ一晩寝かせます。延長を確認してから、与えられた制限字数めいっぱいで「。」(句点)が来るように意地になって文字を加えたり削ったり、できあがった抄録が全く空白を残さないように、しつこくやりくりします。これが、私流の推敲(すいこう)方法であります。字数は与えられた権利ですから、それをめいっぱい使うというのも楽しい挑戦です。昔は印刷された抄録集をながめ、上下左右に比べ自分の抄録の最後の「。」が1000字めのところにきていることを「よし」として、悦に入るのでしたが、最近は印刷抄録がなくなり上下左右を見回すことができないのがちょっと残念であります。いずれにしても岩瀬拓士先生に、どうもありがとう。

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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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