腫瘍内科医の仲間と協力して「Expert choice 乳がんレジメン」を出版しました。
第1章「乳がん薬物療法の基本」では、編集者(渡辺亨、鶴谷純司、原文堅、安藤正志、清水千佳子、勝俣範之)がわかりやすく解説しています。
第2章「具体的なレジメンとその解説」では、乳がん治療に使用される細胞毒性抗がん剤と分子標的薬剤を用いたレジメンを「初期治療」と「転移・再発後治療」とのきちんと分けて具体的に解説しています。たとえば初期治療(治癒をめざした治療)ではAC→パクリタキセルという「レジメン」がよく使用されますが、これはふたつのコンポーネント「AC」と「パクリタキセル」からできています。本書では各コンポーネントを具体的に記載、そして別のページにレジメンとして、そのエビデンスを解説しています。
第3章「適切な治療マネジメントのポイント」では、副作用、患者特性、薬剤特性を詳細緻密に解説しています。
医師、薬剤師、看護師、病院・診療所事務部門のみなさん、今日からの診療、業務にお役立て下さい。
乳がん患者団体・アドボカシーの皆さん、「この薬にはどんな副作用がありますか?」と尋ねられたら、この本の第3章の128ページをご覧下さい。どこよりも詳しい副作用一覧が載っています。
先端医学社から定価4300円+税で全国の本屋さんで発売中です。
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