St.Gallen 2017の最中


いま、会場で2日目の病理のセッションを聞いております。断端陽性の定義、浸潤がんではtouch on inkでなければよろしい、とSSO-ASTRO-ASCOコンセンサスになっている、というのは数年前から。再切除にならなければよいのであって、断端にがんは絶対に残ってはいけない、ということである。がんけんは未だにマージン5mmと言っているらしいが完全に時代遅れである。会場にはちらほらがんけん一派がいるけどこのような国際的コンセンサスを日本人の乳がんは特殊だ、で逃げ切るのだろうか。DCISではマージン2mmで十分でこれ以上取る必要はないというのも耳にタコができるほど聞いた。腫瘍内科医の耳にもたこができるものだ。

今回のテーマは、Escalating and De-Escalating Treatment、つまり、足りない治療は加え、過剰な治療は削減しよう、ということ。つまり、原発病巣のマージンも腋窩も取り過ぎはやめようぜ、必要なケモはしっかりやろうぜ、患者との情報共有はもっとふやそうぜ、というような方向で話が進んでいます。

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投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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