有賀先生 つばめの話、6月の終わりから出張やらこばやしまお騒動でいらぬ不安をかりたてられた女性が外来に押し寄せ多忙で、顛末をお知らせしていませんでしたね。順調に発育した5羽の兄弟姉妹たちは6月23日、まず3羽が巣立ちました。朝5時に外回りの仕事に出て、巣を見たら2羽しかおらず(写真1)、探したら近くの電線に3羽の小ぶりな雛と、1羽の親鳥が留まっているのを見つけました(写真2)。残りの2羽は2日後に巣立ち、昼間は「空の巣(からのす)」になりました。ところが、巣立ってから1週間ぐらい、夜は巣に戻り、混雑した実家でパパ、ママも一緒に眠っていました。昼間は空の巣(からのす)、夜は実家でお休み、という日が数日続きましたが、今は夜も昼も空の巣で、専用つばめシートは来年まで倉庫に格納しました。ところが、福岡に出発した日の朝も、巣のあるあたりをピーピーと、つばめが飛来しておりました。巣立った子供たちがお礼参りに来たのか、高級マンションへの入居を検討している別のお客さんかはあきらかではありません。以上、つばめ総括でした。来年も火薬のセミナー、昭和の味付け、宜しく頼みます。
写真1) こちらを見ているのがキチジロー、その後ろにもう一羽隠れています。
写真2)一番左の親が、餌を運んできます。まるで聖路加のような過保護ぶりです。
写真3)夜は実家でお休みです。玉岡さんは「エビ天丼の特上みたいですね」と。うまい! 座布団一枚!!! さすが「魚あら」経験者。