乳腺外科の先生に伺います


Q1:インプラントを用いた乳房再建、かつてはIWHR先生、NGM先生に依頼していました。今は浜松総合病院(仮称)の形成外科医に依頼しています。できばえ? そりゃあ当然、NGM、IWHR先生の方が圧倒的に素晴らしく、形成外科医といっても乳腺については駆け出しに近い浜松総合病院の作品は「ひどいもの」です。乳腺の再建は、乳腺という臓器を熟知している乳腺外科医が行うのがいいとつくづく思います。浜松総合病院の形成外科医は、そのうちうまくなるのでしょうけど、このラーニングカーブの間にしくじり再建をやられた患者はたまったものではありませんが、どう思いますか?

Q2:インプラントを用いた再建が保険承認されて以来、温存できるのに全摘・再建になってしまうケースが実に多いのですが、他の施設でこのような傾向はありますか?  あるいは、乳腺外科医の先生方、ちまちま温存するよりざっくり乳切してしまって「あとはよろしく」と形成外科医に頼んで手を下ろして休憩室でお茶を飲む方がいいのでしょうか?

Q3: 現在30才以下の乳腺外科医は、もし、外科医としての人生を歩むのなら、形成外科医と乳腺外科医のダブルライセンスを獲得して、外科医の人生を全うする、というのをどう思いますか? SGR先生の言うように「腫瘍内科医が足りないので、腫瘍内科医の仕事である薬物療法を外科医が担当する」というのと、「腫瘍内科から見てもとても手術を依頼したいとは思えないような薬物療法の治験に情熱を燃やし手術に興味が薄い乳腺外科医が存在する」というのとはニュアンスが異なります。今後、「薬物療法の治験に情熱を燃やし手術に興味が薄い乳腺外科医」が増えることは望ましい事でしょうか?

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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