オンコロジストの生い立ち(7)


今なら、気管切開は外科医に依頼するのがふつうだけど、あの頃は、こいずみオーベンと、駆け出し研修医の私のふたりで、病棟で行いました。前の日に図書館で手技手順を読んで頭のなかで繰り返しシミュレートしておいたけれど、まさか、「先生、やれるよね、やってよ」とこいずみオーベンは後ろで見ていてくれる、という状況は意外でした。局所麻酔もうまくできて、切開もすんなりできました。こいずみオーベンは「せんせい、うまいなー、やるねー」と、褒められて、おだてられたのでした。

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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