オンコロジストの生い立ち(11)


肺腺がんの患者さんで60過ぎのやせた男性、腹痛もあって、食欲もない、回診の度に、みぞおち(心窩部)の辺りを抑えて、ここに痛みがある、背中もいたい、と訴えました。オーベンのつねた先生と相談して、胃のバリウム検査、膵臓にも膵がんとか、膵炎とかあるかもしれないから、血液検査でアミラーゼを調べる、などの計画を立てました。胃の検査は問題ありませんでしたが、アミラーゼがべらぼうに高い、という結果でした。当時は腫瘍マーカーもほとんど普及しておらず、CTはどこでもいつでもできる、という状況ではありませんでした。

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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