大橋先生も心配されているでしょう


大橋先生と共に作り上げた臨床試験グループ「CSPOR(シースポア)」、そのグループで実施した臨床試験「NSAS-BC(乳がん)、GC(胃がん)、CC(大腸がん)」は新時代を画した活動でした。この活動の運営を担当してくれたパブリックリサーチセンター、とくに当時事務局長であった中山淑子さんは親身になって我々の活動を支えてくれましたhttps://watanabetoru.net/2013/02/01/。CSPORでは臨床試験の実践の他にも年会(ANNUAL MEETING)、CRCセミナーなどの活動を通じて多くの人たちとの交流、新人発掘、人材育成、など「組織は人なり、人は宝なり」だからね、と誰からともなく浸透した理念を確固たるものとしてきました。

私は2005年に郷里浜松でオンコロジーセンターを開設し、高機能がん診療所、街角がん診療を基本理念として今日までがん診療を実践してきており、それ以降CSPOR、NSASとは直接の接点はなく、遠くで汽笛を聞きながら、過ごしてきました。

ところが、日曜日の大橋先生のお通夜でお目にかかった大橋先生ゆかりの多くの方々から、「CSPORどうにかしてくださいよ、たいへんなことになっていますよ」というお話を伺いました。お話を総合すると、今のCSPORは昔のCSPORとは全然異質の組織になっており、臨床研究に必要な、倫理も科学もなく、透明性、公共性も失われ、経理も不明朗、どうにも成らない状況なのだそうです。確かに良き跡継ぎに恵まれなかったことは残念なことでした。大橋先生もお亡くなりになってCSPORは、組織を私物化して横暴に振る舞う大馬鹿者が、今後どうやっていくのか、大橋先生もきっと心配されているでしょう。こんな異常な組織に決して業務委託をしないように、是非、製薬企業等、健全な社会を育んでいくべきお立場の方々、ご留意頂きたいと思います。

投稿者: 渡辺 亨

腫瘍内科医の第一人者と言われて久しい。一番いいがん治療を多くの人に届けるにはどうしたらいいのか。郷里浜松を拠点に、ひとり言なのか、ぼやきなのか、読んでますよと言われると肩に力が入るのでああそうですか、程度のごあいさつを。

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