つばめだより


つばめだより

営巣に励んでいたつばめ君夫妻が入居したのは巣完成直後でした。保健所、消防署、市役所などの査察は受けていないらしい(あたりまえだい!)。先日、乳癌学会で行った倉敷は、浜松より季節が先に行っているのでつばめも既に子育て期に入っていました。やはり、巣の下には多量のフン!これは生命現象としてしかたありません。浜松オンコロジーセンターのつばめの巣は、玄関にある円筒形の柱の上にあります。下にフンが落ちても簡単に掃除ができるようにうすいアクリル板を買ってきて、これを丸く切り抜き設置。切り抜くときに、久しぶりに「直径かける3.14」的計算をしました。つばめ君も、この作業を巣の中から不安そうに見つめていました。ひながぴよぴよと餌をねだるのももうすぐです。

つばめ君夫妻来訪


梅雨の気配を感じるこの季節、北国からやってきたつばめが、町中をすいすいと低空で飛行しています。数日前から、夕方の水やりの時に、つばめがぴよぴよ、すいすい、とオンコロジーセンターの周りを飛ぶようになりました。通りの電線に二羽でとまって、じっとこちらを偵察している姿もありました。3日前の朝、オンコロジーセンターに出勤すると、玄関の軒下に泥のかたまりがついているのを発見、見ていると、二羽のつばめが代る代る壁につかまりながら、泥をすこしづつ付け足し、なんと巣作りをしているではありませんか。その場所は、ちょうど、入り口の真上、泥やフンが落ちると困る、と反射的に持っていた傘でどろをそぎおとしました。するとどうでしょう、二羽のつばめがぱたぱたと私の周りをとびまわり、やめてくれー、と言わんばかり。つばめが巣をつくるのは安全と繁栄のしるし、という話をどこかで聞いたことを思いだし、また、つばめ君たちの熱意にもほたされた私は、そんなにいうならここならいいよ、と、フンが落ちても問題ないところを傘で指し示しました。するとどうでしょう! つばめ君たちは、許可されたところに巣作りを始めました。以前、東京の自宅のベランダに鳩が卵を産んだことがありましたが、その時は洗濯物が汚れるという理由で撤去しました。しかし、今回のつばめ君夫妻の来訪は、縁起がいい、という意見も多く、営巣を静かに見守ることといたしました。新しくできたオンコロジーセンターの軒先の新しい巣、生まれてくる雛たちは、果たして喜んでくれるのでしょうか。