癌医療に求められること(1)


はじめに  

私は腫瘍内科医として国立がんセンターで16年間勤務した。この間、抗がん剤、ホルモン剤、抗体など、新薬開発の治験や研究者主導による臨床試験、乳がん患者の治療、およびレジデントや研修医の教育、そして地方講演などの情報提供活動に従事してきた。これらの経験を通じ、我が国では、がん診療拠点が決定的に不足しているという現状を強く認識した。自らの人生の転機を迎えたこともあり、辻々の交番のような街のがん診療施設の設立をめざし、2003年9月、東京都心の診療所に「オンコロジーセンター」を開設した。オンコロジー(oncology)とは腫瘍学、すなわち「がん医学」であり、ここでは、外来化学療法とセカンドオピニオン提供を主な診療内容としている。世間では、抗がん剤治療を専門とする腫瘍内科医が不足し、十分な抗癌剤治療を受けることのできない患者が多い、この現状をどうにかしなくてはと、マスコミでもしきりに取り上げられている。確かに、現在の抗がん剤治療には問題が多い。どのような問題なのか? どうすれば、その問題を解決できるのか? 我が国のがん医療に求められていることは何か、について考えてみたい。

定点観測開始


浜松オンコロジーセンターが、いよいよ、その姿を現した。鉄骨3階建て、屋根の「R」が特徴的だ。浜松オンコロジーセンターの規模は、街角のがん診療所というコンセプトのように、それほど大きなものではあない。。診療所は鉄骨三階建てで280平方メートル。1階には、点滴室、調剤室、処置室と診察室がふたつ、レントゲン室などをそなえている。2階には、講演会、患者さんへの情報提教室などが開催できるような小講堂(談話室と呼んでいます)を作る。また2階には、がん情報提供を行なうNPO、「オンコロプラン」が入る予定。工事は、現在、添付の写真のように、鉄骨が組み上がったところだ。これから、4月開院にむけて様々な準備が急ピッチに展開されるのだ。

七草


今日は、七草。春の七草。朝は、例年通り七草がゆ。お昼は、おにぎりとマンナンライフ3個。夕食は、そばふりかけ豆腐1丁と納豆3パックでした。それ以外にうさぎやのどら焼き2個は食べたけどね。

夕方、がんサポートの林さん、深見さん来訪。林さんとは、結腸癌と悪性リンパ腫のシナリオチェック。深見さんには、エビデンス社たるエビデンスへのkだわりを依頼した。アストラゼネカ、加藤完治さん、共田さん、山下さん、白井さん、来訪。St.Gallen、Before and Afterについて打ち合わせ。

22時ひかり号で浜松へ。蜆塚はすでに消灯。

浜松オンコロジーセンター構想


浜松オンコロジーセンター構想

現在の癌医療の供給体制は、極めて不十分であることは、誰しもが感じ、認めている。確かに現状を改善し、向上しようとする努力は、いろいろな形で具体化されているので、それらはそれらとして、評価している。私がめざす癌医療の向上策は、浜松オンコロジーセンターである。話は簡単、国立がんセンターで学んだ正統派癌医療を、山王メディカルプラザで学んだ実践医療と組み合わせ、郷里、我が愛する浜松市で、祖父、父親2代にわたり築あげられてきた渡辺内科医院を母胎として、具体化させることである。まず、外来化学療法加算を認められる化学療法提供拠点を構築する。そして、隣接する土地が活用できれば、そこに乳腺外科、婦人科、院外薬局、画像診断センター、小児科、などが入るメディカルプラザを構築するのである。そこには、19床の入院設備をつくるのである。

聖隷病院、浜松医療センターなどとの連携

聖隷三方原病院のホスピス、浜松医療センターのオープンシステムとの連携をうまくとって効率的な医療を実践したい。

いっしょにやる人、大募集

興味があるかた、ご連絡ください。

 

今日の出来事


今日は渡辺内科医院仮診療所外来、今年の初日でした。oncology patientsは合計4名。ハーセプチン点滴1名、アレディア点滴1名、診断に関するセカンドオピニオン1名、転移性乳がん治療に関するセカンドオピニオン1名。だんだんとoncology patientsが増えてきます。一般内科症例は、30名。少しづつ、充実した外来です。

ある人が、これからは、開業医なんて、はやらないだろう、とくだらない視点でくだらないことをいっていましたが、私はそうは思いません。如何にして、日常生活、社会生活を犠牲にしないで癌治療をうけるか、ということがこれからの課題だと思います。

ある人って、誰かって? それは、誰からも尊敬されない、でたらめボンボンということだけ。高○邦○のことさ。