学会お役立ち情報 その2 演題募集 Q and A


本日より、一般演題の演題募集を開始いたしましたので、ご報告申し上げます(学会ホームページ)。演題募集に際していろいろなお尋ねがありましたので、Q and A形式でお答えします。

Q 「今回の学会では「プレジデンシャルシンポジウムでとりあげるテーマが示されていないので、どんな内容で演題を送っていいのかわからないよ。」

A それは頓珍漢なQと言えましょう。なぜ、頓珍漢、かというと、そもそも、重要たと思ってそれぞれが長年取り組んできた研究成果を発表する、というのが学会であって、風見鶏のように、プレジデンシャルシンポジウムをねらって今年は、これ、なんていうのは、ああ、なんとミミッチオ! なので、今回の学会では、プレジデンシャルシンポジウム、とかシンポジウムとか、ワークショップとか、パネルディスカッション、などの枠を設けてはいません。

Q じゃあ、どうすりゃいいですか?

A 今回は、応募演題のカテゴリーとテーマをかなり細かく分けてあります。演題応募するさいに、自分の演題の内容に最も近い(ニアレストマッチ)カテゴリーとテーマを選んで頂きます。 たとえば、患者家族の精神面の支援、というような内容を看護師として発表する場合、カテゴリーとしては「L-心理・社会的支援」、その中からテーマとして「L-06 家族支援」を選んでください。

Q 看護師なんですが、看護というカテゴリーがないんで、どうすればいいのでしょうか?

A カテゴリーで「看護」として独立していません。立場はどうであれ、演題の内容からみて、カテゴリーとテーマを選んでください。必ず、あなたが一生懸命にとりくんでいる看護研究に適したテーマが準備されていると思います。

学会お役立ち情報 その1 「会場、交通、ホテル」


浜松で乳癌学会を開催するということで、えっ、そんな地方都市で大丈夫? 会場は? 交通は? ホテルは?・・と、心配の声をたくさん聞きます。多くの方に安心して参加して頂けるよう、現時点での情報を提供致します。

会場  「情報・知識・理解の共有」ができる駅前学会を開催できるだけの十分で便利な設備があります。

交通 東海道新幹線ひかり号とこだま号合わせて、一日上り51本、下り48本が浜松駅に止まります(時刻表)。浜松は東京、新大阪のほぼ中間で、ひかり号でどちらからも約1.5時間で着きます。九州、北海道からお越しの場合は、飛行機で中部国際空港に飛び、名鉄で名古屋、名古屋から新幹線で浜松、というのが一般的です。静岡空港は、札幌千歳、福岡、鹿児島、那覇との間に少数の定期便が飛んでいます。

ホテル 学会会場から500m圏内(歩いて15分以内;Aゾーン)に2,489部屋あり3,354人(ツイン、ダブルはふたり宿泊とかぞえる)の宿泊が可能です。学会会場から500m以上1000m圏内(歩いて30分以内;Bゾーン)には844部屋で1,255人宿泊可能、1000mをこえるけれど、タクシーに乗れば10分前後で行ける距離(Cゾーン)には、614部屋で1,014人の宿泊が可能です。さらにちょっと郊外ですが、タクシーで30分ぐらいかかるDゾーンに、679部屋、870人の宿泊が可能です。以上のAからDゾーンを合計すると4,626部屋、6,493人宿泊OKです。これに加え、東海道線沿線の西は豊橋駅周辺から東は掛川駅周辺まで(Eゾーン)に約3000人が宿泊できます。また、浜松駅から私鉄の遠州鉄道が北に延びており、その沿線(Fゾーン)、また、タクシーで40分ぐらいの舘山寺温泉(Gゾーン)にもあわせて1000人程度の宿泊は可能です。なので、宿泊キャパシティーは十分にありますのでご安心ください。モーニングセミナーが7時30分からの開始ですので、朝からフル活動を目指す場合には、Aゾーン、Bゾーン、Cゾーンにお泊り頂くことをお勧めします。学会(JTB)を通じて予約できるようになりますが、必ずしも安くなるわけではありませんので、早めにご自分で直接またはオンラインで予約することをお勧め致します。オンライン予約は、多分、6か月前の2013年1月から学会期間中の予約が可能になると思います。参考までに、AからDゾーンのホテル名をリストアップしておきます。
【Aゾーン】 くれたけインアクト浜松ホテルアセントプラザ浜松東横イン浜松駅北口ダイワロイネットホテル浜松浜松サゴーインホテルセンチュリーイン浜松浜松ホテルソリッソビジネスホテル辻梅新館コートホテル浜松ビジネスホテル辻梅本館The Gen’s HOTELホテルサウスガーデン浜松ミユキステーションホテルホテルアセント浜松コンフォートホテル浜松セレクトイン浜松駅前ホテルルートイン浜松駅東HOTEL day by dayオークラアクトシティホテル浜松ホテルクラウンパレス浜松
【Bゾーン】 浜松ホテルホテル一晃インホテル明治屋リッチモンドホテル浜松くれたけインセントラル浜松ホテル米久
【Cゾーン】 ホテルコンコルド浜松フローリスホテルヴィラくれたけグランドホテル浜松
【Dゾーン】 ビジネスホテルほんまちカナダホテルいそのシティホテル本館いそのシティホテル別館ホテル玄浜松インターくれたけイン浜松西インターホテルルートイン浜松西インター

学会お役立ち情報でした。

ワーク・ライフ・スタディ バランスを目指したい


先日、「異色の青森」の独り言のなかで、ワーク・ライフ・スタディバランスのことにちょっと触れたところ、品川女帝からお褒めのことばを頂きました。
『おはようございます。ご無沙汰しております。いつもブログを拝読してます。26日の「ワーク-ライフ-スタディ バランス」なる用語にいたく共鳴致しましてメールを書かせて頂きました。
社員歴は長いですが、学ばなくてはいけない事が山積し、かつ本を読み感銘を受けるだけでは何も仕事は変わらないので、実行に移さねば、自分を変えねば、日々のプラクティスを変えねばと、ちょうど強く考えていたところでした。平日はワーク、週末はライフを優先しがちでしたが、先生の言葉にハッとし反省を致しました。「ワーク-ライフ-スタディ バランス」。今の私にはとても納得感があります。バリバリ勉強したいと思います。ありがとうございました。今後も触発されるブログを楽しみにしております。』

ワーク・ライフ バランスという言葉を聞くと、ちょっと不愉快になります。女性医師のワーク・ライフ バランスを考える、とかいって、仕事と家庭あるいは子育ての両立、みたいなことが論じられるのは、悪くはないけれども、そんなことは当たり前で、理解のある旦那さんを見つけて、それぞれがうまく時間をやりくりして仕事も家庭も、きりもりすればいいのです。ワーク・ライフ バランスを振りかざして、仕事は9時5時シフトで、労働基準法によって一日何時間、週何十時間以下の勤務・・なんて時代遅れの労働組合みたいな話を聞かされても、不愉快になるばかりです。国立がんセンターレジデントの頃に、市川平三郎先生の「若いうちは寝食を忘れて勉強に没頭しなくてはいけません。」とか、阿部薫先生の「青春の貴重な時間を切り売りするようなアルバイトは賛成しかねるな。」という御言葉は、若いこころにずんと響き、いまでも私の行動の規範になっています。それで、研修医とか若手医師とかに、『若いうちは』とか『青春の』とかをそのまま伝えているのですが、あまい(甘松医大)の連中には、からっきし響きません、家庭第一主義が学風のようです。そんな故郷生活を送る中、何かの本で、ワーク-ライフ-スタディ バランスを知ったとき、これだ!!と思いました。ワーク・ライフ バランスの不快感はなく、品川女帝が感じたものを私も感じたのでした。朝起きて仕事に行って帰ってきてテレビを見て食事して寝て朝起きて仕事に行って・・の繰り返しでは、心も頭も朽ち果てて行ってしまいます。毎日勉強、1時間でも勉強、1日1論文! 1日1TED・・・。ミッション、パッション、ハイテンション!!!で行きたいものです。