大橋靖雄先生との26年


大橋_交友抄

今日の日本経済新聞のコラム「交遊抄」に大橋靖雄先生が私のことを書いてくれました。大橋先生との26年の交遊は、まさにこの通りです。たいへん、よくまとまった素晴らしい文章だと思います。

スイスとの国境に近いLake Orta(オルタ湖)のほとりのホテルに1週間缶詰になって統計を学ぶ合宿でした。それをきっかけに大橋先生との協力の歴史が始まりました。

情熱を傾けて取り組んだNSAS試験は今振り返って見ても、貴重な経験でした。

そして現在、お互い、それぞれの過去を大事にしながら「今」を熱く生きている、そんな感想を抱きました。

台風一過


DSC_1144超大型の台風21号が静岡県に上陸、深夜から明け方にかけて大雨、強風で庭木は倒れ植木鉢が割れ、建物が揺さぶられた。我が家は免震構造なので地震には強いが風には弱いのだ。朝をむかえ一安心、台風一過の晴天! 今日は青森出張、空路はあきらめて新幹線🚄を乗り継いで青森に移動中。水位の上がった富士川鉄橋は徐行。川の濁流と美しい富士山が撮れた。+

ちーがーうーだーろーぉ!


Dr.Spoon 日本名さじ先生がm3でレチノブラストーマのことをレチノイドブラストーマと、信じられないような間違ったことを言っていた。耳を疑ってしまった。おいおい、専門家のふりをするなら基本的なところを抑えておきなさい。スポンサーのファイザーもファイザーだよ。原稿チェック、音声チェックしていないのだろうか? 画面のスライドにも、レチノイドブラストーマって書いてある。11月11日のしゃんしゃん(香香)大会、楽しみですね。

https://mrkun.m3.com/mt/onepoint/2584/view.htm?mkep=mrq2.0&pageContext=gp-58524&displaysite=pc_rhs_mrkun_05_limited&mke=1&directQfb=true

乳腺外科の先生に伺います


Q1:インプラントを用いた乳房再建、かつてはIWHR先生、NGM先生に依頼していました。今は浜松総合病院(仮称)の形成外科医に依頼しています。できばえ? そりゃあ当然、NGM、IWHR先生の方が圧倒的に素晴らしく、形成外科医といっても乳腺については駆け出しに近い浜松総合病院の作品は「ひどいもの」です。乳腺の再建は、乳腺という臓器を熟知している乳腺外科医が行うのがいいとつくづく思います。浜松総合病院の形成外科医は、そのうちうまくなるのでしょうけど、このラーニングカーブの間にしくじり再建をやられた患者はたまったものではありませんが、どう思いますか?

Q2:インプラントを用いた再建が保険承認されて以来、温存できるのに全摘・再建になってしまうケースが実に多いのですが、他の施設でこのような傾向はありますか?  あるいは、乳腺外科医の先生方、ちまちま温存するよりざっくり乳切してしまって「あとはよろしく」と形成外科医に頼んで手を下ろして休憩室でお茶を飲む方がいいのでしょうか?

Q3: 現在30才以下の乳腺外科医は、もし、外科医としての人生を歩むのなら、形成外科医と乳腺外科医のダブルライセンスを獲得して、外科医の人生を全うする、というのをどう思いますか? SGR先生の言うように「腫瘍内科医が足りないので、腫瘍内科医の仕事である薬物療法を外科医が担当する」というのと、「腫瘍内科から見てもとても手術を依頼したいとは思えないような薬物療法の治験に情熱を燃やし手術に興味が薄い乳腺外科医が存在する」というのとはニュアンスが異なります。今後、「薬物療法の治験に情熱を燃やし手術に興味が薄い乳腺外科医」が増えることは望ましい事でしょうか?