オンコロジーとは
英語で書くとONCOLOGY、ONCOー とは、「腫瘍」を意味するギリシャ語、ーOLOGYとは、「学問」を意味する、同じくギリシャ語です。そして、oncologyとなれば、すなわち、腫瘍学です。
エコロジーとは
ECOLOGYは、環境を表すECO- の学問。環境について思いをめぐらし学ぶことでしょう。
なぜ、オンコロジーとエコロジーなのか
この二つに特別に関係はありません。両方とも、私が好きなだけです。しかし、癌患者の病状や、生活環境に配慮するとか、まわりに気配りすると言う点で共通点があるように思います。
どのようにエコロジーなのか
浜松オンコロジーセンターの入る建物は現在建築中です。建物の名称は、まだ決まっていません。1-2階をオンコロジーセンターとオンコロプラン、圭友会で使用することになります。建物は、オイレス社の10基の免震アイソレーターで支えられています。施行はもちろん「免震の常盤工業」です。曲率の美しい屋根には、シャープの太陽光発電装置、サンビスタが乗り、10kWの発電量を自然の力から生み出します。炭酸ガスは発生しません。1階と2階の冷房は、エコアイス、深夜電力で作った1.5トンの氷に優しい風を当てて、少しづつ溶かして、その冷気を冷房に使います。また、1階と3階には、三菱電線の、蓄熱床暖房、これも深夜電力で床下の蓄熱体に熱を蓄え、昼間は足下からぽかぽかぽか。そして、3階の自宅部分の給湯はエコキュート、空気の熱でお湯を沸かします。これだけあれば、京都議定書合格でしゅ!
さらにもっとエコロジー
建物が完成したら、周囲の植栽や駐車スペースなどの、外構工事に取りかかります。外構工事は、3期にわけて行なう予定です。1期はとりあえず、患者さんの受診に不便のないよう、アプローチ歩道、雨に濡れないような軒、駐車スペースを用意します。2期工事では、待合室からみえる北側のスペースにビオトープを作る予定です。なんと言うことでしょう、トンボやカブトムシなど、いろいろな虫たちが訪れることになります。虫嫌いの公子ちゃん(注:従姉です)にも、喜んでもらえるのでしょうか。