先日といってもだいぶ前になりましたが、旭川に行き、翌日、東京での会議が午前中にあったので旭川から夜中に千歳まで移動しました。真夜中の千歳空港、タクシーをおりて驚いたこと、それは、たくさんのイチイの木です。100本それとも200本あるでしょうか、半円形の空港ビルに沿って1m間隔でずらりと植えられたイチイは、どれも枝振りがよく、青々としていました。浜松オンコロジーセンターでは、苦労して5本の木をやっとの思いで結実するところまで行って喜んでいたのですが、千歳ではイチイは当たり前の木です。それはそうです。イチイは亜寒帯に自生する針葉樹ですから、津軽海峡を越えた北海道ではハイビスカスが沖縄で自生しているようなものなわけです。こういうのを、なんというのかなあ、適材適所、餅は餅屋、違うなぁ~。