たしか、二年前の今頃にも、強烈なインパクトを受けたので医師会総会のことをひとり語ちた。講演などの出張がないときには必ず出席するようにしているのだが、2年に一回ぐらいしからでられない。出てみるたびに感じるのが浜松市の医師会総会の20世紀的お粗末さである。以前から史上最強のシャンシャン大会と思っていたが、今回は、あきれてものも言えないほどである、といっても物を言っているけど。
総会は土曜日の3時から、6時からは懇親会が予定されておりそこには市長はじめ来賓が紅白のリボンをつけて参列するため総会は6時前には終わらなくてはいけないのだ。そのため、議長は、ただひたすら予定通りに議事を進行することに腐心し、会場からの質問に対して、大声で遮り、無理やり議事を進行しようとするのだ。質問者もだまっていはいない。何度も手を挙げて質問しようとするが、議事進行に協力しろ、とどなれた。そりゃ、おかしいだろう、本末転倒だ、など、怒号のなか、議事がすすめられた。最後に時間が40分近く余ったので、議長が、先ほどの質問を受け付けます、といった。しかし、先ほどの遮られた質問のあと、予算案の承認とか、定款の改訂など、御承認いただけました、シャンシャン! ということになっているので、いまさら、質問も討議もないだろう。また、なぜ、定款を改訂しなくちゃいけないのか、とか、なぜ、市町村合併をして医師会も合併をめざして、中間段階としてNPO法人を作ってやっていたと思ったら、そこからは脱退して、もともとの医師会の規模の戻すとか、話がまったく見えてこない。説明責任を果たすためには、健全な質疑応答は不可欠だろう。、時間枠を設定せず、市長が来る懇親会など、必要ないのだ。また、質問者に対して、予算の細かい数字などに対して質問があるのなら、事前に指摘しておいてほしい、と、これまた、馬鹿なことを副会長が言っていた。事前の根回しですべて決めておいて、その場はシャンシャンでおわり、懇親会で、市長、区長らに、なぜか、総会のご成功、おめでとうございます、という挨拶をうけるという、史上最大のシャンシャン大会の構図は、もう、これで終わりにしなければいかんだろう。これは、日本に根付かない民主主義の典型であると思う。だkら、私は、シャンシャン大会が嫌いなのだ。もっと、ことの本質を見据えて、お互いが説明責任を果たすこと、それには、徹底した討論、討議が必要なのである!!!